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人材派遣とは何か

人材派遣とは

人材派遣とは主として労働者派遣を意味する用語で、これを行う業種のことを人材派遣業といいます。この言葉が使用される文では、おおむね労働者派遣法に定義された「労働者派遣事業」と同義で使用されます。

多くの場合、労働者派遣を意味する「人材派遣」ですが、この用語は、スタッフサービスやテンプスタッフといった大手の労働者派遣事業者が用いています。また、業界団体である社団法人はその名に「人材派遣」という言葉を使っています。

人材という言葉は労働者以外にも意味することがあるため、「人材派遣」が意味する実体は民法上の請負や委任のようなケースを指すこともあります。家庭教師の派遣や、介護ヘルパーの派遣は、労働者派遣ではなく、民法上の請負ですが、実体として事業所から労働現場に出向く形態であり、一般に派遣という言葉が使用されている例もまれではありません。

ただし、自らの判断に基づいて完全に仕事を請け負っているわけではなく、実質的には事業所にある程度の指揮命令系統が存在しているのが普通であり、いわゆる労働者派遣事業法に基づく人材派遣ではないとは必ずしも言い切れません。

人材派遣の矛盾

企業は派遣会社へ即戦力となる人材の派遣を希望しています。

一方、派遣労働者は短期のアルバイトという認識で労働に従事しているケースが多く、即戦力となる高度な技術・技能を身に付けた人材はすでに正社員として採用されている場合が多いです。労働意識とスキルで、派遣先と労働者の間に大きなギャップが存在します。

高度な技術・技能を持つ人材は少なく、労働意識とスキルで派遣先と労働者の間に大きな構造上の矛盾を抱えています。

人材派遣に対する誤解

派遣では、派遣先から貰う給料の内、50%近くを派遣会社が取る場合が殆どだという話があります。派遣社員からすると、搾取されている気分になるかもしれません。しかし、実際には派遣会社が受け取る手数料は35%前後であり、社会保険や派遣会社社員の給与や広告費などの経費を差し引くと派遣企業の利益は非常に小さいようです。