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人材派遣とは何か

人材派遣の意味

いつの頃からでしょうか、「人材派遣」と言う名の雇用形態が出来たのは?
実はこの人材派遣、合理的な考えを持つアメリカが最初に導入したもので、ここ日本では1985年の労働者派遣法により正式に認められた新しい雇用形態なのです。
人材派遣とは、事前に派遣元である人材派遣会社に登録している人を、人手不足などが理由だったり、その時々の企業ニーズに合わせて依頼してくる事業所に対し、的確な労働者を送り込み、派遣先の指揮命令のもと仕事をしていくものです。
実際には「労働者派遣」というのが法律上での正式な名称ですが、日本では「一般労働者派遣事業」と「特定労働者派遣事業」という2種類の人材派遣が存在します。

一般労働者派遣事業‥‥広く一般の人から人材登録を行い、各企業のニーズに応じて労働者を派遣する形を取っている「登録型派遣事業」のこと
特定労働者派遣事業‥‥自社で働く常用社員を、他社の求めに応じて労働者を派遣する形を取っている「常用雇用型派遣事業」のこと

このように人材派遣サービスは、企業にとっては、その時必要な人材を必要な日時だけ効率的に活用できるシステムであり、 逆に派遣される側にとっては、勤務時間、勤務地なども含め自分のライフスタイルに合わせた仕事ができると言う大変有効なシステムなのです。
まさにこれこそが、アメリカ的であり、合理的な考え方から生まれた雇用形態だと言えるのかも知れませんね。

また、大手人材派遣会社では、数ヶ月という短期での更新契約が多いため、常に先行きの不安を感じたり、精神的な圧迫を感じる事もあるようですが、なんらかの職務経験を有した人にとっては即戦力として期待される分、一般的なアルバイトをするよりも設定される時給は高いようですね。
そして正社員や契約社員として雇用されることを初めから想定した上で、一定期間派遣スタッフとして就業した場合、「ここでもっと働きたい」と言う意志があり、企業側からも「ずっと働いて欲しい」等と相互間での条件が合致した時には、「正社員」や「契約社員」といった正式な雇用につながる可能性も考えられます。

しかし、多くの企業の現場では、正社員が人材派遣社員に代えられていると言う状況もあり、この派遣事業自体が若者の正社員としての雇用機会を奪っているという実態も確かに見られ、日本ではフリーターと呼ばれる人が益々増え大変大きな問題となっているようです。